塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! スタッフブログblog

豆知識の記事一覧

塗膜の膨れ現象と対応について。浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装

以前にも投稿させて頂きました【熱発泡】による塗膜膨れ現象について近々、調査に伺いましたお宅が二件続きましたので改めて投稿させて頂きます。 前回より少し、小さい膨れになります。施主からのヒアリングでは、築後10年頃に塗替えを実施し直ぐに発生したようです。業者にお願いし直ぐに直してもらいましたが全部は対応して頂けず現在に至るようです。 発生している箇所は、南面と東西の一部でした。状況分析より新築時の塗装(多分アクリル系)が塗替えにより蓄熱したために発生したのではと最終的に判断しました。 対策としては、【熱発泡】の原因となる塗膜を除去しなければならないのですが外壁がサイディングであると塗膜除去が現実的に不可能になります(※前回のお宅はモルタルでしたので、現在撤去中です)ので、出来る対応としては 1)外壁の張替え2)外壁カバー工法   または、完璧ではありませんがもうひとつの選択として 3)遮熱系の塗料での塗替 今回、現象が発生している箇所が少なく遮熱系の塗料での塗替えを推奨させて頂きました。もちろん現在膨れている箇所については丁寧に塗膜の凸凹を除去してからになります。 二件目のお宅は、膨れが発生している箇所が少ないため遮熱系または通常塗料での塗替えのご判断を施主様にお願いしました。遮熱系の選択については費用も少し高くなるためです。 もし、御自宅に同様の症状がありましたら是非ご相談願います。 「何よりも安心で、何処よりも美しく」 浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装株式会社 (2019.07.02 更新) 詳しく見る
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高耐久外壁材 旭トステム AT-WALL18Zシリーズの塗装調査。浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装

築12年のお宅に調査に伺いました。 12年経過後も変退色及びチョーキング等無く綺麗な状態で維持しておりました。施主様より図面にて確認したところ「旭トステムさんのAT-WALL18Zシリーズ」を採用した外壁材でフッ素系のクリヤーにて15年の塗膜保証がついていました。 施主様は心配しておりましたが、AT-WALLシリーズの外壁については今回メンテナンス不要と判断しシーリングのみの改修と二階部分の窯業系サイディングの塗替えを提案させて頂きました。 AT-WALLシリーズのコーナー部分については補修塗装が変退色をしており美観を損ねていましたのでフッ素系の外壁塗料にて補修塗装を実施を推奨。   他の塗装屋さんでは、塗替えを推奨されたとおっしゃっておりましたが止めて頂くようお願いしました。 15年の塗膜保証及び現状の劣化状況を勘案しても、あと10~15年はメンテナンス不要で問題ないため、お金をかけて財産価値の低下を招きますので是非再考して欲しいと思います。 外壁材の中でも「フッ素系」「無機系」「光触媒系」のコーティングが施されている外壁材のメンテナンスが今後、増えてくることが予想されますが、安易に塗装しないことをお勧めします。また、塗装される際においても専用のプライマーでの施工でないと塗膜剥離などの事故が心配されますのでご注意願います。 各塗料メーカーより、高耐久サイディングに対応した専用プライマーが発売され塗装は可能になっているため塗装したいのが業者の本音ですが、せっかくの財産が目減りしてしまいますので確認が必要ですので是非ご一考願います。 もし、疑わしい場合は是非お問合せ下さい。 「何よりも安心で、何処よりも美しく」浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装株式会社 (2019.06.28 更新) 詳しく見る
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屋上シート防水改修について。浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装

現地調査に伺いました。屋上に上がったところ”おやっ”近づいたところシート防水が剥がれていました。要因のひとつとしては多分昨年H30年の台風にて端部から剥がれたのだと思いますが、経年により接着強度が低下している為に全体的にヨレや膨れがみられました。 合成ゴム系シート防水の耐用年数は一般的に13年程度です。ウレタン塗膜防水では10年と言われています。理想としては耐用年数毎に防水改修することが良いとは思いますが、決して安易なコストではないのでなかなか機能的に問題なければ改修までは踏み切れないのが現状なのではないでしょうか。 防水層の改修で、もっとも慎重な判断をもとめられるのは下地処理の方法です。比較的良好な状態で防水改修を行う場合には、新設する防水層をかぶせて施工することが可能です。それに対し、劣化が進行していた場合には、防水層を全面撤去して下地作りを行う必要があります。早めの手当は、トータルコストを抑えるだけではなく、既存防水層を活かし建物への負担も軽減することが出来ます。 今回の様に、長年メンテナンスせずに接着強度が低下し既存防水を撤去しなくてはならなくなる場合では改修費用が大きくなってしまいます。 せめて、耐用年数経過ごとに調査だけでも実施し部分補修または紫外線保護のためのトップコートなどの対応で長寿命化を図ることが出来るうえに、適切な下地処理が出来るので改修費用を抑えることが出来ますので、重ねて調査診断のお勧めを致します。 重ねてのPRになりますが、外壁調査実績では50万㎡を超える実績があり防水・タイルなどの各種外壁仕上げにおいても適切な提案を心掛けておりますので今後ともよろしくお願いします。 「何よりも安心で、何処よりも美しく」 浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装株式会社 (2019.06.24 更新) 詳しく見る
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GAINAの期待耐用年数について。浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装

7年前に日進産業さんの断熱塗料GAINAにて施工させて頂いたOBさまより相談があり伺いました。北面の一部に汚れが目立ってきたので見て欲しいという内容でした。GAINAは断熱性能に優れ節電塗料としてのパイオニア的存在で、メイドインジャパンの塗料として革新的な塗料で弊社の2010年ごろより取扱をしております。 GAINAは高反射塗料と違いセラミックビースを内包している為に色彩が限定されるという事、表面に凹凸が出来る為に汚れやすいデメリットがあります。 建物の立地により違いがあり一概には言えませんが、7年程度経過した場合に汚れが目立つお宅が存在する事も事実です。GAINAはセラミックビースを内包しているために汚れても機能状は問題はないという事と、塗料が磨耗や剥離して汚れが目立っているのではない事は事実としてあるのですが、どうしても汚れが出てくると他社さんから施工不良ではないかと言われてしまうようで心苦しいのですが。 汚れについては洗浄すれば綺麗になるのですが、環境的にまた汚れが発生してしまうのも事実になります。これから使用を考えられているお客様については説明を続けるつもりですが、どうしても汚れが気になる方はGAINA施工後に低汚染性の屋根塗料の上塗りを施工できますのでご一考してみてください。 また、最近では同様の断熱塗料のうえに上塗り塗料を塗る工法もありますのでご相談いただけます。 GAINAが発売された際に日進産業の社長さんが、JAXAさんとの共同で素晴らしい塗料が出来ましたので広く日本国民の皆様に享受いただきたいとのメッセージに感動し、浜松の皆様に適材適所にてお勧めして来ました。断熱塗料としての性能は間違いなく機能性塗料としての価値は非常に高いと信じておりますので、今後ともお勧めをしてまいますがご理解のうえ利用頂ければと思います。 (2019.06.20 更新) 詳しく見る
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雨漏り調査に伺いました。浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装

5月20日の豪雨にて新規のお客様より何件か漏水調査の依頼があり伺ってきました。今回風と雨ともに強く普段は雨漏りしないけれど久しぶりに漏水があったので問合せした御客様が多かったですね。 原因としては 過去に外壁を重ね貼りした御客様より、テラス端部からの漏水が二件と屋根の谷樋からの漏水が一件、外壁のジョイント部からの漏水が一件でした。 端部からの漏水についてはシーリング補修での対応をお勧めし、外壁ジョイント部からの漏水の御客様については既にご予約いただいているお客様ですので塗装工事施工の際に対応させて頂くことにしました。 屋根の谷樋からの漏水のお客様については、瓦屋さんにおいて昨年9月の台風対応がまだ終わらずに少し時間が掛かるとのことでしたので弊社にて緊急対応させて頂きお待ちして頂くこととしました。 雨漏り調査については、雨漏りのするタイミング、雨漏りの量などの状況証拠が漏水箇所を特定する上でとても重要になります。また、漏水原因がひとつではないことが多いので消去法での作業になります。弊社においても一回の補修作業にて漏水が止まるケースとそうでないケースがありますので、ご理解いただければと思います。 また、今回施主様よりインターネットでみるとシーリングは外壁を削ってでも厚めに施工しなくては意味がないのではと相談がありました。外壁ジョイント部や挙動部でのシーリングについてはその通りですが、漏水補修などでは漏水場所を特定するうえでも上から補修するのは有効ですので、出来るDIYは自身にて行っていただければ余分な費用も係らずに漏水補修が出来ますので是非チャレンジしてみると良いと思います。 (2019.06.16 更新) 詳しく見る
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タイル貼り仕上げ外壁からの漏水。浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装

現地調査に伺いました。施主様からは数年前からなんとなく気になっていたが日に日に広がっているため塗装と合わせ相談との連絡頂き伺いました。ベランダ部分の漏水の為に室内への影響も無くあまり気にされなかったのだと思いますが、漏水跡に塗膜のフレーク状の剥離とあわせ茶色い跡がみられます。想像するに壁内の柱などの木部や金物の腐食によるものだと考えられます。 今回、随分と漏水跡が幅広かったのでベランダ防水からの漏水だと思っていたのですが拝見させてもらうとFRP防水で端部もまったく問題がない様子でした。 では、笠木からとも思いましたがよくよく観察すると90㎝程度の幅で茶色い跡があるのに気がつきました。そこで外壁を改めてみてみるとタイル目地の奥でジョイントテープが破断してました。 幅が広いのは外壁ジョイント部の3ヵ所から雨水が浸入していたためと、長期間にわたり漏水が放置されていたことによるものだと判断しました。 以前にもありましたが、外壁の張替えなどに発展するケースもありますので漏水跡などが見られましたら早めの相談をした方が良いと思います。 (2019.06.12 更新) 詳しく見る
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角波トタン裏面の発錆による内部腐食に錆転換材にて対応。浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装

先日、2016年施工のOBさまより【外壁から錆が出てる】と連絡いただきました。取り急ぎ事情も分からずに伺いましたところ、西面の最下部より5cm程度に発錆症状がありました。 角波トタンの裏面の発錆より腐食し表面へ錆が移行した事で発生したとご説明させて頂き、早急に補修対応致しました。施主様は、張替えが必要かなと心配されておりましたが、10㎝ずれれば発錆もなく良好な状態を維持してる事ですし、昨年の台風の影響も考えられるとの事をお伝えして今回は、錆固定材にて転換処理を行い表面の補修塗装で様子を見ることにしました。 錆転換材とは 鉄などが朽ちてしまう原因の赤錆、反対に黒錆は錆の侵食から守ってくれるので赤錆を黒錆に変え腐食を防止効果を発揮します。黒錆の特徴としては、赤錆に反して表面がなめらかで鉄へ密着しているので水分や酸素を鉄に触れさせず酸化を防いでくれるのです。 今回使用した錆転換材はこちらです。 水性錆転換材 サビキラーPro サビの奥まで浸透し強力な錆転換機能でサビを酸化の進まない安定した状態へと転換! (2019.06.08 更新) 詳しく見る
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塗膜付着強度不足について。浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装

先日、オーナー様より賃貸物件の外壁調査を依頼され伺ってきました。非常によく管理されていると関心しながら調査を弊社谷と行っておりました。とある壁において一部に塗膜剥離が発生しておりましたので、一応確認のために付着強度を確認しようということで、シンナー葺きのあとにガムテープを貼り剥がしてみました。 通常では、クロスカット工法又は碁盤目試験とよばれる付着強度を段階的に評価する方法や、試験機を用いて付着強度を測定する方法を用いますが、 まずは所見確認ということで簡易的に実施、クロスカットするまでもなく90%程度の塗膜が剥離しました。各面数箇所の抽出試験の結果、東面の外壁のみで付着強度不足が判明しました。 施工方法または施工環境が悪かったのか原因としては特定できませんが、今後の施工方法を決めるうえで的確な現状把握が出来ましたので、改めてオーナー様と協議させて頂きました。 今まで、塗装に関してはその都度に適当にお願いしており全体の把握が出来ていないとの事でしたので今後は弊社にお任せ願います。 売り込みも忘れずにお願いしておきました。(^^ 弊社、2010年より外壁調査単独での事業も実施しており、今までに50万㎡以上の外壁調査を実施しております。多分、外壁調査実施面積としては県下No1と自負しております。(あくまで自称ですので・・) 塗装だけでなく、タイルや大理石などの特殊外壁などの劣化症状などの数多くみておりその都度、長寿命化における最善の補修方法などの検討提案も実施させて頂いております。 (2019.06.04 更新) 詳しく見る
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外壁目地のガスケットについて。浜松市外壁塗装屋根塗装専門店|加藤塗装

先日、パナホームさま築造のお宅へ現地調査に伺いました。そこで施主様より少し以外なお話を伺いましたので、ご紹介します。 今までの知るところだと、外壁目地にガスケットを使用しているメーカーと言えばハイム様とトヨタホームさんが多かったのですが、今回はパナホームさまのお宅でガスケットを拝見しました。そこでお施主様より、その他リフォーム会社より目地も全て改修しなければならないとお伝えされた様で、質問がありました。 そもそもガスケットとは 外壁材接合部などにおいて、気密性や水密性を確保し支持を助ける目的で使われる合成ゴム製のパッキン材の事です。耐久性に優れ、一般的なシーリング材が10程度ですがガスケットは30年程度の耐久性があります。但し、シーリングに比べ施工上の制限が発生し、直線的な部位にしか施工が出来ないデメリットがあるため採用するメーカーが限られてしまうのだと想像します。 今回、うかがった御客様のお宅は築12年なのでガスケット自体は問題なく、一部使用されているシーリング材についてはひび割れが発生している状態でしたので改修をお勧めしました。 パナホームさまの物件という事でガスケットでは無いと思ってしまったのかもしれませんが、30年耐久のガスケットを築12年で耐久性10年のシーリングに改修してしまったのでは財産価値の低下になってしまいます。 ガスケットは経年により変形したりし防水機能を有しない状態になってきます。築年数により部分改修または全体改修の判断が必要になるかと思います。 やはり、現地調査は重要です。 『何よりも安心で、何処よりも美しく』浜松市外壁塗装屋根塗装専門店|加藤塗装 (2019.05.26 更新) 詳しく見る
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