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塗膜の膨れ現象と対応について。浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装

豆知識 2019.07.02 (Tue) 更新

以前にも投稿させて頂きました【熱発泡】による塗膜膨れ現象について近々、調査に伺いましたお宅が二件続きましたので改めて投稿させて頂きます。

熱発泡による塗膜膨れ

前回より少し、小さい膨れになります。施主からのヒアリングでは、築後10年頃に塗替えを実施し直ぐに発生したようです。業者にお願いし直ぐに直してもらいましたが全部は対応して頂けず現在に至るようです。

発生している箇所は、南面と東西の一部でした。状況分析より新築時の塗装(多分アクリル系)が塗替えにより蓄熱したために発生したのではと最終的に判断しました。

対策としては、【熱発泡】の原因となる塗膜を除去しなければならないのですが外壁がサイディングであると塗膜除去が現実的に不可能になります(※前回のお宅はモルタルでしたので、現在撤去中です)ので、出来る対応としては

1)外壁の張替え
2)外壁カバー工法   または、完璧ではありませんがもうひとつの選択として

3)遮熱系の塗料での塗替

今回、現象が発生している箇所が少なく遮熱系の塗料での塗替えを推奨させて頂きました。もちろん現在膨れている箇所については丁寧に塗膜の凸凹を除去してからになります。

二件目のお宅は、膨れが発生している箇所が少ないため遮熱系または通常塗料での塗替えのご判断を施主様にお願いしました。遮熱系の選択については費用も少し高くなるためです。

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もし、御自宅に同様の症状がありましたら是非ご相談願います。

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