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屋上シート防水改修について。浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装

豆知識 2019.06.24 (Mon) 更新

現地調査に伺いました。屋上に上がったところ”おやっ”近づいたところシート防水が剥がれていました。要因のひとつとしては多分昨年H30年の台風にて端部から剥がれたのだと思いますが、経年により接着強度が低下している為に全体的にヨレや膨れがみられました。

笠木の剥落とシート防水の剥離

合成ゴム系シート防水の耐用年数は一般的に13年程度です。ウレタン塗膜防水では10年と言われています。理想としては耐用年数毎に防水改修することが良いとは思いますが、決して安易なコストではないのでなかなか機能的に問題なければ改修までは踏み切れないのが現状なのではないでしょうか。

防水層の改修で、もっとも慎重な判断をもとめられるのは下地処理の方法です。比較的良好な状態で防水改修を行う場合には、新設する防水層をかぶせて施工することが可能です。それに対し、劣化が進行していた場合には、防水層を全面撤去して下地作りを行う必要があります。早めの手当は、トータルコストを抑えるだけではなく、既存防水層を活かし建物への負担も軽減することが出来ます。

今回の様に、長年メンテナンスせずに接着強度が低下し既存防水を撤去しなくてはならなくなる場合では改修費用が大きくなってしまいます。

せめて、耐用年数経過ごとに調査だけでも実施し部分補修または紫外線保護のためのトップコートなどの対応で長寿命化を図ることが出来るうえに、適切な下地処理が出来るので改修費用を抑えることが出来ますので、重ねて調査診断のお勧めを致します。

重ねてのPRになりますが、外壁調査実績では50万㎡を超える実績があり防水・タイルなどの各種外壁仕上げにおいても適切な提案を心掛けておりますので今後ともよろしくお願いします。

「何よりも安心で、何処よりも美しく」 浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装株式会社