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高耐久外壁材 旭トステム AT-WALL18Zシリーズの塗装調査。浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装

豆知識 2019.06.28 (Fri) 更新

築12年のお宅に調査に伺いました。

12年経過後も変退色及びチョーキング等無く綺麗な状態で維持しておりました。
施主様より図面にて確認したところ「旭トステムさんのAT-WALL18Zシリーズ」を採用した外壁材でフッ素系のクリヤーにて15年の塗膜保証がついていました。

AT-WALL18Z 築12年後

施主様は心配しておりましたが、AT-WALLシリーズの外壁については今回メンテナンス不要と判断しシーリングのみの改修と二階部分の窯業系サイディングの塗替えを提案させて頂きました。

AT-WALLシリーズのコーナー部分については補修塗装が変退色をしており美観を損ねていましたのでフッ素系の外壁塗料にて補修塗装を実施を推奨。

AT-WALL18Z 築12年 コーナー部

 

他の塗装屋さんでは、塗替えを推奨されたとおっしゃっておりましたが止めて頂くようお願いしました。

15年の塗膜保証及び現状の劣化状況を勘案しても、あと10~15年はメンテナンス不要で問題ないため、お金をかけて財産価値の低下を招きますので是非再考して欲しいと思います。

外壁材の中でも「フッ素系」「無機系」「光触媒系」のコーティングが施されている外壁材のメンテナンスが今後、増えてくることが予想されますが、安易に塗装しないことをお勧めします。また、塗装される際においても専用のプライマーでの施工でないと塗膜剥離などの事故が心配されますのでご注意願います。

各塗料メーカーより、高耐久サイディングに対応した専用プライマーが発売され塗装は可能になっているため塗装したいのが業者の本音ですが、せっかくの財産が目減りしてしまいますので確認が必要ですので是非ご一考願います。

もし、疑わしい場合は是非お問合せ下さい。

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