【保存版】塗装工事の流れ②(足場架設から完工まで) 外壁塗装の事なら浜松塗装専門店|加藤塗装
こんにちは。外壁屋根カラーシミュレーション担当の谷です。
前回の、塗装工事の流れ①【お問合せから足場架設まで】 の続きです。
足場架設日の朝8:30頃、2tトラックが現場へ向かいます。
家の大きさ等によりますが、夕方17時頃には仮設工事が終わります。
※3階建て等、2日かけて架設する場合があります
そして、次の日から塗装工事が始まります。
まず最初に行うのは、”高圧洗浄”です。
洗浄機を使用し、外壁のホコリ、汚れ、藻、コケ、カビ等を高圧の水で洗い流していきます。
高圧洗浄機が使用できない場合は、手作業で落としていきます。
これらの作業を丹念に行う事で、塗料の性能が十分に発揮されます。
次に行うのは、”下地処理”です。
サイディングやモルタルのひび割れ等を塗装前にしっかりと補修します。
また、コーキングが劣化している場合は、コーキングを打ち替えたり増し打ちをします。
※クリアー塗装の場合、コーキングは塗装後に打ち替えます。
次に、塗装を行わない場所(アルミサッシなど)を養生シートなどでしっかり覆います。
この工程を”養生”と言います。
この養生をしっかり行わないと、仕上がりが不十分なものとなるため丁寧に行います。
塗替え場所以外への汚れは絶対に残さないのがプロの仕事です。
そして、いよいよ塗装をしていきます。
”下塗り塗装”
シーラー(プライマー)などの材料で下塗りを行います。
下塗りを行う事で、中塗り塗料との密着度を高めます。
この工程で手抜きをすると、塗料が長持ちせず劣化が早くなります。
”中塗り塗装”
塗膜に厚みをもたせるために中塗りを行います。
汚れやカビが気になる外壁には、高品質塗料で再発を防ぐなど、家の痛みの状況に応じた塗装を施していきます。
木部と鉄部は外壁と同ランク以上の高品質塗料で塗装する事が原則です。
”上塗り塗装”
外壁は3回塗りの3層仕上げが一般的ですが、上塗りが3層目の仕上げです。
陽の当たる外壁面と影になる外壁面で、痛み方も変わってきますので、
塗る回数も変わることがありますが、基本は3回塗りで仕上げます。
上塗りは、見栄えに直接かかわる大切な工程です。
”完工チェック”
細かい塗料の拭き残しや塗り残し、塗りムラの確認作業を行います。
足場を解体してからではやり直しは不可能となってしまう為、
足場解体前にしっかりとしたチェックを行います。
”足場解体・清掃”
塗り残しや、塗りムラのチェックを最後に行った後は、
養生シートを取り外し足場の解体を行います。
そして最後に建物周辺や敷地内外の掃除を行い、工事の完了となります。
分かりやすい塗装工事の流れ②【足場架設から完工まで】は以上になります。
次は、【完工から1年点検まで】です。
続きます☆