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知識と経験が必要な外壁調査・診断!

豆知識 2018.12.18 (Tue) 更新

本日、施工事例をあげさせて頂いたS様のお宅で聞いた話です。

今回、S様のお宅は屋根は和瓦葺き、外壁は角波トタンでした。

今まで、一度も外装メンテナンスをしたことが無いという事で本当に驚いたのと、建てられるときに本当に後世まで住めるように丁寧に建てられたのだと思います。

屋根の和瓦はともかく、外壁の角波トタンは多少の変退色はあるものの発錆もまったく無い状態で塗装不要であると判断しました。

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30年経過してまったく発錆がおこらない外壁材に対して、十数年対応の塗料を塗ることは、建物の財産価値を下げることに繋がるので御施主様の希望には沿わなくなるので相談しました。

「基本メンテナンス不要です。財産価値を下げることはお勧めできませんが、ご検討したはどうでしょうかと」

今回、4社見積りをお願いしましたが加藤塗装ともう1社のみが同じ相談をしていただけましたと言っておられました。

この大工さんが建てたと思われるお宅に現地調査に伺ったさいに、まったく同じ外壁材が使用してあり、そのお宅は既に塗装してありました。

塗られて7年が経過したのだけどと相談があり伺いましたが、塗膜の付着強度が足りずに塗膜の剥離箇所が散見しており塗替えは不可能ですので、張替えをお勧めしました。せっかく、丁寧に建てられた建築に対してあまりに雑な工事で残念でなりませんでした。

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適切な時期に、塗装及び防水工事にてメンテナンスを行うことは建物の長寿命化において有効であり、費用対効果の高い素晴らしい工事です。しかし、適切な判断と適切な塗料、誠実な施工が不可欠であり、財産価値を下げるような工事では問題外です。

最後は宣伝ですが(^^

創業96年 間違いない塗装がここにありますので是非ともご用命お待ちしております。
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