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塗膜が膨れる原因と対策!静岡県浜松市加藤塗装株式会社

豆知識 2023.08.07 (Mon) 更新

はじめに

こんにちは!静岡県浜松市にある外壁塗装専門店の「加藤塗装株式会社」です!

外壁に、プツプツと塗膜が膨れているのを見た事はありませんか?

この蜂の巣のような膨らみ、なにが原因で起こるのでょうか。

実は様々な原因が考えられるのですが、

膨らんでいる場所がよく日の当たるところだった場合は、

『熱発砲現象』の可能性が高いと思われます。

熱発砲現象

塗料の中に入っている熱可塑性樹脂が影響し、特に日当たりの激しい所(南面や西日の差し込む西面)に多く発生します。

熱可塑性樹脂

熱可塑性樹脂とは、チョコレートやチーズのように熱を加えると溶けだし冷ますと固まる性質を持った樹脂の種類です。

原因

熱発砲現象は単体での塗膜では発生する事が少なく、熱可塑性の高い樹脂の上に再塗装する際に発生する事が多いことが分かっています。

対策

将来にわたり膨れのリスクを無くすためには、既存モルタル壁の撤去及び改修が根本的な解決方法ですが、

費用や時間がかかりお施主様の負担が大きくなってしまいます。

その為、熱発砲現象については表層塗膜の除去を行い透湿性の高い塗膜にて再塗装する事を推奨します。

仕様

  1. 電動工具や手工具を用い、既存表層塗膜の除去を行う。
  2. 被塗面以外については飛散しないようビニール養生をする
  3. 下地調整塗材を塗布し壁面の凹凸を緩和する
  4. 下塗り材を全面にムラなく吹き付ける
  5. 上塗り材を全面にムラなく吹き付ける

以上

まとめ

既存表層塗膜の除去を行い、透湿性の高い塗膜を塗装し熱発砲現象を抑制しますが、

取り切れなかった表層塗膜が膨れる可能性があります。

その為、なるべく熱を吸収しない明るい白系の色を推奨します。

熱発砲現象について弊社社長が詳しく解説しています↓↓

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