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塩ビ被覆鋼板について!浜松市外壁塗装専門店|加藤塗装

新着情報イベント情報 2019.08.07 (Wed) 更新

現地調査に伺ってきました。今回セキスイ築造のお宅で屋根には塩ビ被覆鋼板が採用されておりました。会社ごとに見解が分かれるかと思いますが、当社では基本的に保護の目的では塗装の必要性は無いと考えております。

そもそも塩ビ被覆鋼板とは何でしょうか?ですが。

鋼板に、ポリ塩化ビニール樹脂をコーティングした樹脂被覆鋼板になります。

塩ビ鋼板は、腐食環境や酸性雨に強く、海岸に接する外装材としても良く用いられています。また、耐ガス性、耐薬品性も優れ特殊フィルムにグラビア印刷を施した塩ビ鋼板など、意匠性豊かで、玄関扉や建築内外装の他、住宅設備機器、電気機器にも使用されています。

セキスイハイムさんやセキスイツーユーホームさんの屋根にて良く採用されております。

重ねてですが、当社では塗装の必要性は無いと考えております。その理由として、鋼板に樹脂がコーティングされていることで発錆などはあまり見られない、また塗装を施しても樹脂のうえに塗装をするために防錆効果としては期待できないのが理由です。

上記写真は塩ビ被覆鋼板に通常の塗装をしている例です。塗装をしても保護目的としてはあまり効果を発揮しないのが見てとれます。塩ビ被覆鋼板においては樹脂コーティングの接着強度が落ちて剥離してきた場合にこのように発錆が発生してきます。メンテナンスとしては既に塩ビ被覆の剥離により発錆している箇所のみ防錆塗装をするのが正解ではないかと思っております。

但し、紫外線に強いといっても変色しないわけではないので美観などを考慮して塗装をしたい希望があれば塗装いたしますが、注意をしないといけないのが専用のプライマーが存在するという事です。塩ビ被覆内の可塑剤が塗料に移行しベダ付きや硬化不良が発生したりしますので注意が必要です。

また。参考までに一枚写真添付します。

塩ビ被覆鋼板による棟板金の腐食

この様に塩ビ被覆鋼板においての腐食は、概ね内部からの発錆による腐食がほとんどです。外部には塗装よりも耐久性の強いポリ塩化ビニールが被覆されているので塗装によるメンテナンスとしてはあまり効果が無いと思っております。

あくまで個人的な見解ですので、ご理解願います。決して塗装するのが不正解ではありませんが塗装をする際には、

1)専用のプライマーが必要であるという事

2)塗装により防錆効果が得られないという事

3)既に塗装よりも耐久性が強い樹脂がコーティングされている事をご理解のうえ塗装ごご検討していただければ、余分な費用をかけることなく長寿命化を実現できるのではないかと思いご案内させて頂きました。

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