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角波トタンの剥離現象! 浜松市南区 外壁塗装屋根専門店の加藤塗装

豆知識 2013.05.08 (Wed) 更新

先日、見積に行ったお客様の近隣のお宅の外壁に剥離現象が見られましたので写真を撮ってきました。

先日、見積に行ったお客様の近隣のお宅の外壁に剥離現象が見られましたので写真を撮ってきました。
私も2度程経験をしていますが非常に厄介で剥離する場合は塗り替え後半年以内で剥離現象が現れます。
原因としては塗膜間の剥離現象では無く、一番最初に工場で塗られる塗装が経年劣化により密着力が低下し新しい塗膜の乾燥時に起きる収縮に耐えられず剥離を起こしてしまう場合と、経年劣化により剥離を起こす場合とあります。
私の場合一度目は築20年以上経過しており3度目の塗り替えで、前回・前前回ともSOP(合成樹脂調合ペイント)で塗替がされており、目視調査では問題なかったので耐候性を高めるため弱溶剤形ウレタン樹脂エナメルにて塗替えを実施しました。
しばらくした後に御用伺いにお邪魔した際に玄関脇に剥離現象が見られたので一通り確認をするとその時はその一部だけだったのでお客様に謝罪しすぐに補修を行なったのですが、最終的には南側・東側の半分くらいの面積で剥離がおきました。
それからトタンの塗り替え時には、簡易密着度試験などにより調査を実施など注意を払っておりましたが、もう1件起こしてしまいました。
それは、角波トタンでも築後15年ではじめての塗り替えでしたので安心をしていたのですが、塗り替え後半年位で南・西側の2回部分を中心に剥離が起きました。前回の補修経験もあり全面的に薄弱部の除去を心掛けケレン作業を行なってから再度塗装を実施しましたが、やはりまた半年後くらいになるとその他箇所で剥離現象が発生しました。
こういった剥離現象の補修は、時系列に薄弱部より剥離が起こりますの一回の補修で全て直しきれないのが現状で、剥離が起きた箇所から順に補修をしていくしかないので時間が掛かります。
また、見積時の調査は抽出検査しか出来ず全面測定は行なえないので怖いところですが、事前の調査で8割以上の確立で発見できると思います、トタン系のお施主様は塗り替え時にはご自分でもチェックをしてみた方が良いと思います。浜松市で創業以来地域密着の加藤塗装㈱がちょっとしたお悩みからのご相談もお受け付けしますのでお電話でもお気軽にお問合せ下さい。