外壁と屋根の色選び!上級編① 静岡県 浜松市 加藤塗装株式会社
静岡県浜松市の皆さんこんにちは!外壁塗装の事なら浜松塗装専門店|加藤塗装です!宜しくお願いします!
〈目次〉
はじめに
外壁と屋根の色選びの基本!ついに上級編までやってきました!
初級編と中級編は画像をクリックしてね(^-^)
初級編では、色のイメージ効果、色の視覚効果、時間帯や天候による色の見え方の違いについて。中級編では、家のデザインから似合う色をご紹介致しました。それでも中々外壁色が選べない!!と困っている方におすすめしたいのが、今回の上級編です。外壁塗装工事、屋根塗装工事はお家をまるっと全て塗装するわけではありません。え?どういうこと?お家を全て塗装するのではないの?と思われるかもしれませんが、実は塗装をする場所と塗装をしない場所があるのです。塗装をする場所は、外壁(材質による)、雨樋、雨戸戸袋、軒天、水切り、基礎コンクリート、屋根(材質による)破風になります。ほとんどの場所は塗装を行うのですが、塗装をしない場所というのはアルミ素材で出来ているところ、『サッシ枠』です。
【塗装をする場所】
【塗装をしない場所】
アルミは工場で焼付塗装を行っています。私たちが現場で行う塗装工事よりも強度があります。強度があるアルミ素材の上に塗装をしても、塗料の耐用年数よりもずっと早く塗膜が剥がれてしまいます。ましてやサッシ枠は手で触りますので爪で引っ搔いて傷を付けてしまう恐れがあります。ですので、サッシ枠は塗装をする必要はありません。”塗装をしない”という事は、色が変わらないという事ですよね。なので外壁や屋根の色が決まらず困ってしまった場合は、『色が変わらないサッシ枠』から付帯部や屋根色、外壁色を決めていきます。
サッシ枠の色から付帯色を決める
まず最初に、サッシ枠の色と雨樋や破風、帯板の色を合わせましょう。サッシ枠がブラックだった場合、雨樋、破風、帯板もブラックにする、といった具合に。※ここで申し上げたいのが、外壁と屋根の色選びの基本上級編は、初級編中級編で色が決められなかった方に私がおすすめする失敗しない色の選び方をご紹介しています。沢山の色を使って難易度が高い色選びは行いません。どちらかというと少ないお色で失敗しない外観を仕上げていきます。
【サッシ枠ブラック×付帯部ブラック】
サッシ枠と雨樋や破風の色、玄関の色が統一しているので一階と二階の色を合わせてトータル3色で構成され、バランスよくまとまっています。
【サッシ枠ブラック×付帯部ブラウン】一見合っているように見えますが、サッシ枠の直線と雨樋や破風の直線の色がグラデーションにもならず、調和しない二つのカラーに違和感を覚えます。
【サッシ枠ブラック×付帯部ホワイト】やってはいけない色選びのひとつですね。この逆のパターン(サッシ枠ホワイト×付帯部ブラック)も避けたい配色です。
サッシ枠がブラックの場合だけではなく、ホワイトやブラウンカラーの時も同じように付帯部の色を合わせていきます。少し変化を付けるなら、ワントーン、ツートーン位のグラデーションカラーを付帯部にもっていきます。
付帯色から屋根の色を決める
付帯部の色が決まったら屋根の色を決めます。なぜここで屋根?と疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、なぜ付帯部の色から屋根を決めるのかというと、屋根は『破風と樋に隣り合う色』だからです。
付帯部がホワイトカラーの場合
屋根色ブラック◎ ※◎相性がとても良い 〇相性がいい △相性があまり良くない
屋根色ブラウン◎
屋根色オレンジ◎
屋根色グリーン◎
屋根色グレー〇
屋根色ブルー△
相性が良い屋根色
ブラック、ブラウン、オレンジ、グリーン、グレー
相性があまり良くない屋根色
ブルー
一言コメント:屋根色がブルーの場合、外壁色は白ベースの明るい色が似合います。そうなると、外壁色と付帯部の色が被ってしまい、家全体がぼやけた印象になってしまうので付帯部がホワイトの場合は屋根色はブルー以外を選択するのが正解◎
付帯部がブラウンカラーの場合
屋根色ブラック◎
屋根色ブラウン◎
屋根グリーン◎
屋根オレンジ〇
屋根グレー△
屋根ブルー△
相性が良い屋根色
ブラック、ブラウン、グリーン、オレンジ
相性があまり良くない屋根色
グレー、ブルー
一言コメント:付帯部がブラウンカラーの場合、グレーやブルーといった寒色系カラーはあまり相性が良くありません。ブラウンとグリーンの組合せは『木と草』のように自然界でよく目にする色の組合せの為、人に安心感を与える2色になります。
付帯部がブラックカラーの場合
屋根色ブラック◎
屋根色グレー◎
屋根色ブラウン◎
屋根ブルー〇
屋根グリーン〇
屋根オレンジ△
相性が良い屋根色
ブラック、グレー、ブラウン、ブルー、グリーン
相性があまり良くない屋根色
オレンジ
一言コメント:付帯部がブラックカラーの場合、クールでスタイリッシュな印象になります。そこへ可愛らしい色をもってくるよりも、ブラックやグレーの無彩色の方が落ち着いた印象へと導いてくれます。
付帯部がシルバーカラーの場合
屋根ブラック◎
屋根シルバー〇
屋根ブラウン〇
屋根オレンジ〇
屋根ブルー〇
屋根グリーン〇
相性が良い屋根色
ブラック、グレー、ブラウン、オレンジ、ブルー、グリーン
相性があまり良くない屋根色
特になし
一言コメント:マルチバランスカラーのシルバーカラー。今現在、塗料メーカーさんが出している屋根色なら、どの色を使用してもOKです。
他にもある付帯部色
シャンパンゴールドの場合:相性が良い屋根色はブラック、ブラウン、オレンジ。相性があまり良くない屋根色はグレー、ブルー、グリーン。
ブロンズカラーの場合:相性が良い屋根色はブラック、ブラウン、グリーン、オレンジ。相性があまり良くない屋根色はグレー、ブルー。
まとめ
屋根と外壁色の色選び上級編①では、サッシ枠の色から付帯部の色、付帯部の色から似合う屋根色を選んでいきました。いきなり面積の大きい外壁色を決めるのではなく、『塗装をしない=色が変わらない』場所に注目して色を合わせていく事で失敗のない屋根色・外壁色を選択する事が出来るようになります。屋根と外壁色の色選び上級編②ではいよいよ外壁色を選んで外観を完成させます。どうぞお楽しみに!
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