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外壁目地のガスケットについて。浜松市外壁塗装屋根塗装専門店|加藤塗装

豆知識 2019.05.26 (Sun) 更新

先日、パナホームさま築造のお宅へ現地調査に伺いました。そこで施主様より
少し以外なお話を伺いましたので、ご紹介します。

今までの知るところだと、外壁目地にガスケットを使用しているメーカーと言えばハイム様とトヨタホームさんが多かったのですが、今回はパナホームさまのお宅でガスケットを拝見しました。そこでお施主様より、その他リフォーム会社より目地も全て改修しなければならないとお伝えされた様で、質問がありました。

そもそもガスケットとは

外壁材接合部などにおいて、気密性や水密性を確保し支持を助ける目的で使われる合成ゴム製のパッキン材の事です。耐久性に優れ、一般的なシーリング材が10程度ですがガスケットは30年程度の耐久性があります。但し、シーリングに比べ施工上の制限が発生し、直線的な部位にしか施工が出来ないデメリットがあるため採用するメーカーが
限られてしまうのだと想像します。

今回、うかがった御客様のお宅は築12年なのでガスケット自体は問題なく、一部使用されているシーリング材についてはひび割れが発生している状態でしたので改修をお勧めしました。

パナホームさまの物件という事でガスケットでは無いと思ってしまったのかもしれませんが、30年耐久のガスケットを築12年で耐久性
10年のシーリングに改修してしまったのでは財産価値の低下になってしまいます。

ガスケットは経年により変形したりし防水機能を有しない状態になってきます。築年数により部分改修または全体改修の判断が必要になるかと思います。

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やはり、現地調査は重要です。

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