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漏水調査[浜松市南区の加藤塗装]|外壁塗装、屋根塗装

(2014.09.22 更新)

赤外線サーモグラフィカメラによる調査・修繕・塗装工事をしてきました。 

建築の有資格者による漏水調査~防水工事まで。

「何度も修理しているのに、雨漏りが止まらない。」、「建物の一面のみ雨漏りが発生している・・・」との電話がかかってきました。当社では、まだ工事をしていない面でしたので、即 調査用具を積み込んで、車で向かいました。

床の雨漏りが激しく床面の水漏れは、

吸水シートで対応されていました。

その他、窓枠廻りにも雨漏りが目視で確認できました、

ここで、雨が激しく雨水量が多い状態でしたが、

 

赤外線サーモグラフティによる外壁調査をしてみる事にしまた。

水漏れは屋根だけでなく 外壁からも よく 発生します。

当社所有の

赤外線サーモグラフィの機械です。

風力計、レーザー距離計は、赤外線サーモグラフィを

使用する上で、条件の確認をします。

赤外線サーモグラフィで調査を開始します。

赤外線サーモグラフィの機械による外壁調査画像

後で、解析ソフトを用いて色々な情報が入手できます。

通常のデジタルカメラによる外壁調査画像です。

降雨に撮影の為、画面が暗くなっています。

内部壁面の赤外線サーモグラフィの機械を使用した 調査をしました。

窓廻りに漏水状況の赤外線サーモグラフティ画像です。

目視調査と同様な状態が確認できます。

中央付近にみられる濃い青色部分が漏水箇所です。

通常のデジタルカメラによる調査画像です。

窓廻りの状況です。

左側に見えている 2箇所の青い点・・・

目視調査では、発見ができなかった漏水箇所が出てきました。

通常のデジタルカメラによる調査画像です。

2箇所の青い点は、目視調査でも、手で触れてみても

漏水はわかりませんでした。

 

御施主さまより、お借りした建築図面と照合します。

外壁材料の特性や特徴、雨の降り方、赤外線サーモグラフィの結果 同、解析ソフトによる検証 

云々を考慮して、原因を考えました。 

  ●広範囲にわたる部分からの漏水(雨漏り)の可能性

が考えられましたので、これからの補修方法 予算の見積を作成しました。

調査報告書

現状の写真及びその説明

今後の改修工事の進め方 など

なるべく細かく、なるべく専門的にならないように

気を付けて作成しました。

また、それに伴う見積書を作成しました。

お施主さまに説明させて頂き

詳細調査の為の足場の設置・目視調査の実施

をする事になりました。

 その後、足場を使用して補修工事を行う事も合わせて決定いたしました。

水漏れ工事の見積は、調査後となりますが、ご承諾頂けました。

足場設置完了の状態です。

調査用顕微鏡(×30)を使用して、

塗膜の状態を見ています。

調査用顕微鏡の写真です。

実際に見えている状態です。

この状態は、塗膜が円状に剥離している箇所になります。

調査用拡大鏡で調査をしています。

外壁面のピンホール(穴)などを調査しています。

ピンホールが多くありました。

外壁使用材料が割れていました。

拡大鏡で見ています。

黄色く映っているのは、マーカー(目印)です。

目地部分のシーリング部分にある割れ

直接の水漏れには、ならない可能性がありますが

今回の場合、その下の部分にあるシーリングに弾性が

ありませんでしたので、要注意な箇所になります。

外壁使用材料のひび割れがありました。

細かい ひび割れ まで含めると

相当な箇所が見つかりました。

地上から双眼鏡等では、見つからない細かい部分も

目視で、目の前にあると絶対逃しません!!

調査後、

調査図面の作成 

  (現状報告・不具合箇所の図示)

水漏れ改修工事の見積書

を作成しました。

ひび割れの補修工事後です。

ひび割れの後が分かりません。

ここにピンホールが集まっていました。

綺麗に塞がれています。

壁面のシーリングの改修後の状態です。

ここまで、作業をしてきました。

台風が通り過ぎた 翌日 お施主様に確認の電話を入れさせて頂きました。

『どこからも、水漏れはなかったよ』 との 回答を頂きました。

図面で不良箇所がまとめてあるので、職人さんも状況が分かりやすいとの事。

補修及びシーリング工事を担当した職人さんが、考えて仕事をしてくれる人でしたので、

現場を見ていて、その心遣いが嬉しかったです。

その後、防水効果のあると塗料をしっかりと塗って 工事完了とはしませんでした。

雨を待つ時間が続く事になります。

     本当に水漏れが止まったのか・・・。 ~ しばらく時間がたちます~

 

待望の雨・・・それは台風でした!!!

外壁面の仕上がり拡大です。

シーリング材の施工も綺麗にされています。

外壁面の仕上がりの状態です。

塗装とシーリングの状態がわかります。

今回の漏水補修工事は、お施主さまに 喜んで頂けました。ありがとうございます。

本来ならば、足場を敷設してから 高圧水を外壁に噴射して、漏水場所を特定するのですが

今回は、調査日に激しい雨でしたが、調査をして、結果的に漏水が止まりました。

 防水工事は、完了後また時間が経てば若干の水漏れが発生します。

どうしても、使用材料の劣化はさけられません。その為、定期的な点検等が必要となります。

 加藤塗装株式会社では、今までの経験を基に 新しい器具・機械、新規に開発された材料 等を

十分に検証をして漏水でお困りの方のお役に立ちたいと 日々 勉強に励んでまいります。